シリーズシナリオ詳細

従の月

各話完結。
「従の月(じゅうのつき)」とは
様々な異能に特化した人材を集めた政府公認の組織。
あ段の「あかさたなはまやらわ」を冠する月がおり、総勢十名からなる。

柚月(ゆづき・女)
主人公で従の月トップ。ほぼチーター。
能力は他の月名とは格が違い、「人神(ひとがみ)」の力を持つ。
なんでもできる「神」のような人間で、才ある眷属は神器(じんき)(通称「器(き)」)にできる。
一人称「俺」、性格は面倒くさがりで事勿れ主義。
名前はとある月名の偽名。
香月(かづき・女)
人が後天的に持つ「念力」と言われる力を持つ。
固有スキルは「デスサイズ」
名前の通り大鎌を使い、人を死へと誘う。
能力使用時に黒い翼が生え、飛行や短距離雑の瞬間移動が可能。
神器になれないが鎌を柚月に貸すことは可能。
性格はしっかり者のお姉さん。柚月の面倒をよく見ている。
従の月を取り巻く悪しき風習にうんざりしている。
砂月(さつき・女)
人が先天的に持つ「異能」と言われる力を持つ。
固有スキルは「シナスタジア(共感覚)」
知覚現象とは違い、他人の能力をコピーしたり、逆にペーストもできる。
その性質上、砂月は神器になれる。
性格はノリが良く、活発的で那月と波長があう。
樹月(たつき・男)
全知と言われる程の完壁ナビゲート能力と戦況把握能力を持つ。
言霊使いで言葉に対しての知識が豊富で、その他の事柄にも詳しい知性派。
彼岸をも網羅する。葉月、柚月に次いで頭の回転が速い(あまり目立たないが一般人よりとても優れている)
潔癖で完壁主義、故に苦労人。
那月(なつき・男)
単純な武においては柚月に勝るとも劣らないと言われる強さ。
自身を刃に変化させ、柚月の武器として戦うことが多い。
脳筋で後先考えないお調子者だが、柚月の命には従順。
一章の仕事で魔法適性が見つかったので、現在は魔法の勉強中。
葉月(はづき・男)
先天的に精神操作(異能)、後天的に現実改変を修得(念力)。
カの特異性は柚月に匹敵する珍しいタイプの能力者。
また呪組や祝唄(しゅうか)も得意とするが、一番秀でているのは記憶力と推理力で、周りから「名探偵」と呼ばれるほど。
言葉を大事にし、漢字を好んで和製英語を避ける。
初めて自分と対等以上の頭脳を持つ柚月に密かに憧れており、褒められると内心は子供のように喜ぶ。
夜月(やづき・女)
呪術師と言われる家系だが、実際には魔法を使える家の一人娘。
妖や物の怪からカを借りて、自身の都合の良い能力に変換することもできる。
人ならざるものとの戦いが得意。
大人しく口数が少ないミステリアスな少女。
おバカなのに魔法の上達が早い(夜月目線)那月に嫉妬している。
羅月(らづき・男)
霊や妖と対話できる神主。
妖使いで神通力が使え、死霊ならば使役できる。
祈祷や占術を得意とし、系統が似ている夜月とはよく仕事が一緒になる。
脱魂できるため、神器としても有能。
礼儀正しく、物腰柔らかな好青年。
和月(わづき・男)
神使(しんし)を使役する。
神の使いを使役するのは柚月と似ているが、神は使役できない。
神使は基本動物なので、皆の癒し担当でもある。
戦いにおいて情報伝達はするが、それ以外は無口で皆の会話を聞いていることが多い。
本来は妖術使いなので妖術が使えるが、頑なに使いたがらない。

これから始まる物語

従の月とこれから世界線を繋ぐ物語。
現人神「柚月」と自称天才名探偵「白卜」の二人劇。
全ての元凶となる物語。
単品だとクトゥルフ感がありつつ、柚月は魔法詠唱が沢山あるので某英国魔法小説の感じもします。
白卜役は早口や間が重要になり、全体のテンポを担います。
柚月役はかっこよく詠唱をしないと戦闘シーンが怠くなります。
声劇のスキルアップにもなる台本です。

これから世界線

Side探偵
探偵と探偵助手が主人公。
「ある城塞からの招待状」で謎の大富豪の悪行に触れ、機会があればその実態を暴こうとする。
基本的にクトゥルフ要素が少なく、謎解き要素が強い。
白卜 修治(しらうら しゅうじ・男)
仕事が来たり来なかったりする探偵。
親が金持ちだったので仕事と趣味の間でやっている。
両親は既に他界している。
性格が詐欺師と紙一重。いちいち発言がクズだが頭はキレる、たまにかっこいい。
志田 優太(しだ ゆうた・男) 
白卜探偵事務所で働く探偵助手。
白卜とは中学からの友人。
中高一貫の進学校なので志田も金持ち。
なんだかんだ悪態ついても、白卜に従っておけば間違いないんだろうと皆桐を信用している。
Side立花&那七
その名の通り男女ペアのW主人公シナリオ。
基本的に戦闘担当と頭脳担当に分かれますが、声劇だと戦闘が霞みます。
那七の記憶を探して奔走する。
そこに謎の大富豪が関わって来て、いつしか大富豪を探して暴こうとする二人。
立花 聖(たちばな あきら・男)
元警察。とある大富豪の悪行を追っていたら立場を失った。
現在は探偵を名乗っているが、仕事は受けていない。
那七の記憶探しをしている。
一匹狼だが那七は疎ましくない。
那七(なな・女)
記憶喪失。
記憶喪失前は相当勉強をしていたようで、大学院生以上の頭脳を持つように感じる。
名前も覚えていないので、立花に「那七」と呼ばれる。
助けてくれた立花に懐いている。純粋に大好き(×Love)(⚪︎Like)