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記憶のある場所

■KPへ
 アドリブと難易度調整以外は難しい処理のないシナリオです。
 初心者向けと言いつつ動かすNPCが3人もいるのでセリフはある程度記載してあります。
 RPにあわせて臨機応変に変えてください。
 PCとNPCの情報は、しっかり把握してください。
 「※」で書かれた文章は、基本的にKPからはPLへ伝えません。
 PL側がその情報を導き出すのをまちましょう。
 ですが話が進まない場合は、KPから名無しを通して「※」で書かれた文章を伝えて構いません。
 <技能>を使う場面で一切成功しなくてもお助けキャラ(名無し)が成功させます。
 そのためPCの<技能>代用をさせないでください。
 例えば<医学>を<薬学>で代用させる。
 振っていない<技能>は全て名無しにやらせてください。(PCが既に振ってある<技能>を他PCの<技能>で補助などは問題ありません)
 様々な分野に精通する名無しが記憶がなくなる前は「なにをしていたのか」「どんな人物だったのか」というホラーを演出してください。
 ラストの小物演出があるのでメガネ、帽子、ブレスレット、シュシュなどの外見チェックをしてください。

■PLへ
 本作はクトゥルフ神話TRPGの基礎編となります。
 他のシナリオからPCを引き継ぐ場合、魔術やクトゥルフ神話技能を持っていない一般人であれば可能とします。
 色々な<技能>を使う場面が用意されています。
 ただし一切振っていなかったり、成功しなくてもお助けキャラがいます。
 探索者は戦闘派、推理派、技能派、自由なスタイルで楽しんでください。
 <戦闘技能>に関してもお助けキャラはいるので必要ありませんが、取っておいても良いです。
 キャラクターの外見を決める時になにか小物があると良い事があるかもしれません。


【特別ルール】
命の危険を感じる空間に居続けるため、一定時間ごとに(0/1d3)の正気度チェックを行います。
人数やPLレベルにあわせてKPが難易度を決めてください。進行度やリアル時間どちらでも良いです。
お勧めはリアル時間。
この定期正気度チェックの正気度減少は、不定の狂気発症のカウントには含めません。
なので時間制限ではありませんが、のんびりしていると発狂しやすくなります。